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  • makotokumei5

水産物の認証制度について

シーフードレガシータイムスによる水産物の国際認証ラベルに関する記事を興味深く読みました。


同記事の一番最後に書かれている「私たちは普段、地球の生態系や地球環境を壊そうとか、働いている人たちを苦しめようと思いながら生活しているわけではないと思います。ですが、生活の中で何気なく選ぶもの、食べるものが、実はその裏で環境社会的な課題を抱えているかもしれません。」との点、その通りだなと思います。


輸入水産差物については、何も意識しないで購入をすると、実は、過酷な奴隷労働や違法漁業によって漁獲された魚の可能性があり、それを買うことによって、そのような違法行為を知らぬ間に支えていることになっている可能性があります。


ですので、特に輸入水産物については、どのようにして生産されたのか何も知らない商品を買うのではなく、生産から流通の過程において問題がないことを第三者が確認をした商品として、認証ラベルがついたものを選択することが、消費者にとっても企業にとっても大切なものと思います。


一方で、国産の水産物については、比較的そのようなリスクは少ないと考えられてきたことから、まだ認証ラベルのついた商品はあまり普及していません。


しかしながら、最近は国内でも、大間のクロマグロにおいて法律で漁獲報告されていないものが流通していたことが報道されたり、中国産のアサリが法律に反して熊本産と表示されて販売されていたことが昨年発覚するなどしています。


無条件で国産水産物だからよいというものでもなく、国産水産物についても、トレーサビリティや、国産水産物に合った認証・表示の仕組みに対するニーズが高まっているものと感じます。





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