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漁業改革を進める上での人類学的視点


簡単に紹介すると、科学技術が進歩して、医療問題や、ビジネス分野などの課題解決が容易になったはずなのに、それが上手くいかない場合が多くあるということ。それは、自分の見方や価値観を前提として物事を捉えようとしているからであり、異なる社会においては、自分とは異なる見方や価値観にも基づいて人々が行動するということを見落としてしまっているからとのことです。


これは、漁業においても当てはまることを教わりました。


グローバルスタンダードからみれば、非合理的に見える漁業者の考え方や行動も、漁業者の文脈にたってみれば、合理的なものであるということ。


そこを丁寧に紐解いていかなければ、いつまで経ってもその溝を埋めることができないということです。


20世紀は、交通手段が発達したことによって、昔と比べて圧倒的に早く移動することができるようになり、各地を訪問するコストが下がりました。


最近ではコロナ禍によってオンライン化が一気に進んで、移動をしなくても、オンラインで会話をして話を進めることが増えました。


一方で、相手の価値観や背景を正しく理解しようとすれば、やはりその場に足を運んで、同じ空気を吸い、共に行動をすることが依然として重要であることを、あらためて考えさせられました。





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